1年間ボランティアで授業を務めているNPO法人 水守の郷七ヶ宿に、担当高校の教員が気をつかって消耗品を提供してくれました。
原材料にさとうきびを使っている使い捨ての食器です。
「水と森クラブ」ですから選ぶのにも気をつかったのでしょう。
「環境にやさしいさとうきびから作りました。」
「電子レンジ対応、燃えるゴミとして処理可能です。」
って書いてあるよ!
さとうきびで紙が作れるんだね。
「非木材資源」と言われるものです。
挙げればきりが無いくらい研究されていて、様々な素材からモノづくりが行われています。
20年前ぐらいは、ケナフやバガスといった植物が主流でした。
バガスとは、さとうきびを圧縮したあとの搾りかすことです。
海ちゃんがもらった使い捨て食器はこれを原材料に作ってあるのね。
紙のはじまりは、紀元前3000年頃にエジプトでパピルス草の繊維を使って作られた「パピルス」だったよね。
原材料がさとうきびでも、紙は作れるんだね。
その後、麻、竹や藁、こうぞと素材が時代とともに変化していきました。
木を砕く技術が誕生してからは木材パルプによって紙を大量に生産することが可能になったというわけです。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、テイクアウトにしたお店も人も爆発的に増えたよね。
使い捨て食器でも、素材には気を使いたいと思う。
森林の保護など理由は多々ありますが、様々な素材から紙が作られるようになっているようです。
プラスチックも同様に環境という視点から非化石資源を利用して作られるようになっています。
いずれにしてもライフスタイルが変わらないと 消費傾向も変わらない!
すべてが私たち購入者の気持ち次第ってことですね!