
みやぎGPNニュースレターでも取り上げたネイチャーポジティブ(「自然再興」)についてのお話です。
「ネイチャーポジティブ(Nature Positive)」は、生物多様性の損失を食い止め、回復させることを目指す国際的な概念であり、日本語では「自然再興」と訳されます。
二人はこの言葉のきいたことあるかな。


知ってまーす!
「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを指すことこです。
今の地球は過去1,000 万年間の平均と比べて10倍~100倍もの速度で生物が絶滅していくなど、いわゆるマイナスの状態にあるといいます。

「マイナスの状態にあります。」って
ポジティブな状態ではないね。

だから、これまでの自然環境保全の取り組みだけでなく、経済から社会、政治、技術までの全てにまたがって改善を促していくことが大切です。
自然が豊かになっていくプラスの状態にしていこうというのがネイチャーポジティブの趣旨です。
陸と海のそれぞれで30%以上の面積で健全な生態系を保全する30by30目標(さんぜんばいさんじゅうもくひょう)という国際的な目標もあります。

2030年ネイチャーポジティブを達成するために、個人・団体を問わず全員が連携して取り組んでいかなければなりません。
環境と経済は相反すると言われてきました。
これを両立させるためにはひとりひとりの「欲」を変えていく 幸福の価値観の変容が必要不可欠だと僕は思います。