暑すぎる夏や、例年よりも寒くならない冬。
気候について体感する日が年々増えてきているように感じます。
温室効果ガスの削減に取り組みやすいよう、国が「J-クレジット制度」という仕組みを作りました。
この制度を上手に利用している企業があるので紹介します。
J-クレジット制度とは、CO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。
取り組みをクレジットとして交換できるようにしているのが特徴です。
「J-クレジット創出者」としては、以下のような利点があります!
・ランニングコストの低減
・クレジット売却益
・地球温暖化対策への取り組みに対するPR効果
・新たなネットワークの構築
・組織内の意識改革・社内教育
「J-クレジット購入者」としては、以下のような利点があります!
・環境貢献企業としてのPR効果
・企業評価の向上
・製品・サービスの差別化
・ビジネス機会獲得・ネットワーク構築
創出する方、購入する方、どちらにもメリットがあるのは導入し易そうだね。
カーボンオフセットフォーラムのサイトから、愛子観光バスの事例を紹介します。
地域密着型のバスとして運行してきたけれど、中古バスを再利用するなどしていることで、排出ガスについてとても懸念していたそうです。
カーボン・オフセットを知る前から高い環境意識を持っていたとのことです。
カーボン・オフセットを導入してからは、ステッカーを貼ってPRしたんだって!
なるほど!
利用者に取り組んでいることを知ってもらうことで、安心感や信頼感も提供することができるね。
東日本大震災のときには地域の交通手段として、活躍したというのも素晴らしいわ。
愛子観光バスでは震災を機に自家発電を設置し、売電したお金でカーボンオフセットのクレジット購入費用に充てるなど、良い循環をうんでいます。
詳しくはリンク先で確認してくみてください。