不燃性で扱いやすい、しかも無色無臭で優れもののフロン、エアゾール製品。
でも1980年代までは噴射剤として使用されていたようです。
その後噴射剤はどうなっているのでしょう?
エシカルちゃん、ホシカルくんと一緒に見ていきましょう。
フロンの性質を簡単に説明するね。
無色・無臭・無毒・不燃性で化学的に安定している性質があります。
冷媒の他にスプレー、ウレタンフォームの発泡剤、半導体の洗浄剤などに使用されてたようです。
前にうみちゃんが話ししてくれたのは、オゾン層破壊の原因物質の一つとして問題となったってこと。
1987 年にモントリオール議定書が採択されて、世界的に規制の対象となったんだよね。
日本では 1988 年に「オゾン層保護法」が制定されて、フロン類の生産および輸入の規制が行われて現在は製造中止になっているとい話だったね。
不燃性で扱いやすいし、しかも無色無臭で優れもののフロン、エアゾール製品!
1980年代までは噴射剤として使用されていたようです。
それではその後噴射剤はどうなっているのでしょうか?
身の回りにあるスプレー缶を早速チェックしてみました。
どれもLPG、DMEのどちらか又はLPGと書いてありフロン類を示す表示はひとつもありませんでした。
調べるとフロン類が禁止されて以降、エアゾール製品には、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME) などの可燃性液化ガスが多く使われるようになったようです。
なるほど!
噴射剤として可燃性液化ガスが使われるようになったんだね。
使用時に引火したり、エアゾール製品を廃棄するときに残ガスの引火に伴う火災事故がたくさん発生しているようです。
火災の発生要因を見ると、「清掃車」がダントツ第一位!
その次が「穴あけ」で全体の約 70%に及んでいるようです。
便利なエアゾール製品ですが廃棄の事を考えると
「使わない!買わない!」という選択肢もありじゃないかな?