2000年に入って数年経ったころのことです。
当時仙台市のリサイクル推進課の広島課長が、
「おむつの処理を将来的課題」と捉えており私も気になっておりました。
あれから十数年。。。
やっぱりやってくれました!
日本とイタリアの取り組みを紹介します。
エシカルちゃん、聞いてよー!
海ちゃんが、「使用済みのオムツもリサイクルできる」って言ってるんだけど。
びっくり!!!!びっくり!!!!
すごい!!!
そんなことできるの?
日本のプラスチックの廃棄率について
まずは、日本のプラスチックの廃棄率について説明します。
廃棄物 = 9.4百万トン/年 (全廃棄物(431百万トン)の2% )
リサイクル率= 24.8%、リサイクル+熱回収率 = 81.6% (出所)
「マテリアルリサイクルによる天然資源消費量と環境負荷の削減に向けて」(平成28年5月環境省)
見えるものから見えないものまであわせて約2%が未処理なのが、現状。
言葉の解説
プラスチックマテリアルフローとは、物質の採取~廃棄までの流れのことをいいます。
特定の地域で一定の期間内に投入される物質の総量、地域内での物質の流れ、地域外への物質の総排出量を集計したもの。
ということは、
プラスチックの廃棄物のうち2%がリサイクルされていないってこと?
そうだよ。
その中には、吸収性の衛生用品(プラスチック廃棄物の4%程度を占める)が含まれていています。
吸収性衛生用品の中にはおむつだけではなく、生理用品などもこれに当てはまります。
布性の生理用品を使用する方も増えてきたり、月経カップなるものも販売されているようです。
若い世代にはオープンになりつつある話題だね。
パンパースとイタリアの事例を紹介します
パンパースで(兵庫県神戸市内の小売店)おむつ回収プロジェクトをはじめました。
ヤフーニュース 2021.4.14の記事より
おむつも資源になる時代へ! パンパース「おむつ回収プロジェクト」って?
イタリアで使用済みの衛生用品を回収し、リサイクルしている取り組みがあります。
FaterSMART社 使用済み吸収性衛生用品のリサイクル処理
日本ではこの4月からおむつの回収プロジェクトが始まったよ!
イタリアのある企業ではリサイクルに取り組み始めている!
ってこと!!
仕組みがあれば、あとはキチンと乗っかることが大切!
「使う責任」という事です。
越えなければならないハードルはモノや素材だけではないのだな!
と今回学ばせていただきました。