近年、人の活動で排出する二酸化炭素量と吸収する二酸化炭素量を釣り合わせる「カーボンニュートラル」という考えが広まっています。
さまざまな分野でカーボンニュートラルの達成が目標に掲げられています。
まずは自動車産業の取り組みからみてみましょう。
自動車産業は化石燃料からバッテリーへの移行が進みつつあります。
電気自動車がそうね。
一方で、航空産業では世界の温室効果ガス排出の5%を占めているとも言われています。
クリーンな航空技術の開発・展開にはまだまだ時間がかかるってこと。
そんななか航空産業が目を付けているのが、二酸化炭素排出量をトータルで相殺する「カーボンニュートラルなジェット燃料」なんだって。
バイオ燃料とは生物体(バイオマス)を利用した燃料全般を言います。
直接燃焼させる他に、用途に応じてアルコール燃料や合成ガス、コークス状やペレット状の固形燃料のように加工されます。
バイオマス発電や航空機、自動車、船舶など幅広い機械の燃料として使われるものを言います。
へぇぇ。
燃料の用途によっていろいろあるんだね。
穀物などの食用バイオマスを使って製造するものを第一世代バイオ燃料と言います。
木質燃料や廃棄物などの非食用のバイオマスを使って製造するものを第二世代バイオ燃料と呼びます。
バイオエタノールやバイオディーゼル燃料、バイオジェット燃料、バイオガス等世界規模で様々な研究開発が進んでいるのです!
いろいろあるのはなんとなくわかったけれど、日常的に使うのは別だよね。
世に出るまでにはまだまだ時間がかかるってことだ。
コストや法律の問題のほかに、プロセスが大きな動きになった場合にもっと問題があります。
第一世代第二世代に関わらず生態系に及ぼす影響は多大になっていくでしょうね。
そもそも地球温暖化対策として課題解決に向けた取組が食料や水、土地利用など更なる課題を産まないようにする!
ためには、しっかりと地域資源と向き合い取り組むことが必要なんだろうな、って思う。
参考になるブログ記事を紹介します。
2023/01/30 CO2の利用をさらに促進する「カーボンリサイクル」
エネルギー問題同様、燃料の問題も持続可能な未来に向けて解決しなければならない現世代の重要なミッションですね。