「ゼロウェイスト」聞いたことありますか?
そもそもゴミをださないような生活スタイルにしようという活動が、「ゼロウェイスト」です。
大量生産、大量消費の現代社会に「このままでいいの?」と思う人も多いでしょう。
「ゼロウェイスト」は今、世界中に広まってきています。
「ゼロウェイスト」はイギリスの産業経済学者が提唱した概念(2003年)のことをさします。
私たちはずっと前から、当たり前のように毎日の生活の中で無駄の出ない暮らしをしてきているわ。
メキシコが発祥の「パンフラワー」も同じような考えかしら。
「パンフラワー」の歴史をしらべてびっくりしたんだけど、本物のパンを使っているんだねっ!
余ったパンを素材として花を作ったことから「パンフラワー」と言われているんだって。
「パンフラワー」、「花の彫刻」がつくられてメキシコの民芸品になっているときくと、驚くわ。
なんて素敵なもったいない文化でしょう♪
廃棄されるものを再利用して新たに生まれ変わらせるモノづくりは昔からあるからね。
「もったいない」という精神は世界共通なのかもしれないよ。
ホシカル君、「食品廃棄ゴミ」からつくるビールってきいたことはある?
調べると材料は売り物にならなくなった腐りかけの洋梨に、売れ残ったクロワッサンやブリオッシュ。
そこにホップ、麦芽、イースト菌を加えたんだって!
へぇ。やるねぇ。
ゴミ(となるはずだったもの)からつくるビールは、同時にゴミを出さないビールでもあるわけだ。
醸造過程で使われたホップや麦芽カスは、どうしていると思う?
廃棄せずに地元農家へ寄付され堆肥として再利用されているのだそうよ。
また容器包装もガラスボトルなので100%リサイクルという徹底ぶり。
フードロスに貢献する「ゼロ・ウェイスト・ビール」。
こんなクラフトビールが食材王国日本で生まれたらいろんなご当地ビールが楽しめそうだ!