WBC侍Japan優勝にちなんで今日はバットのお話しです。
勿論注目するところはその素材👀
バットの材質は様々あるようです。
木製、金属製、炭素繊維強化プラスチック製。
そしてなんと竹製のバットまであるんだって。
ほんとにいろんな素材で作られているんだね。
長いあいだメジャーリーグでは硬いホワイト・アッシュが使われてきました。
日本のプロ野球では「材質が柔らかく、振ったときにしなりが出る」としてヤチダモやアオダモといったタモ系の木材がよく使われています。
タモの木について調べてみたら、やや重硬で狂いも少なく加工しやすいんだって。
靭性があって、弾力性に富んでいというから、バットにはちょうどいい木材なんだね。
特に良質なバット材として北海道産のアオダモが好まれているそうです。
調べていくと計画的な植林・伐採がされてこなかったんだって。
バット材料として使用されてきた樹齢80年以上アオダモの不足が一因となって、プロ野球選手でも使用を断念せざるを得ない状況となってたようです。
植えずに使うだけならなくなるのは当たり前。
樹木を計画的に育てて、計画的に利用するってプロ野球も左右することになるような、大事なことなんだね。
そこで野球関係者が行政やバット生産関係者と「アオダモ資源育成の会」を立ち上げ積極的な植樹活動を行っているようです。
折れたバットを用いて再生された箸は「かっとばし!!」として販売されています。
そのネーミングセンスいいなぁ(笑)
木製バットに限っていえば2010年代以降、日本のプロ野球ではホワイトアッシュよりもバットとしての歩留まりが高いこと、また耐久性が高いことを理由にハードメイプルを用いたバットが主流となっているようです。
未来のスラッガーが木製バットで気持ちよくプレイできる環境を整えていくためには、使用量を見据えしっかりとした計画を立て、植え育てていくことが大切ですね。
未来のために今できることを!